全国銀行協会が、夏の電力不足に向けた節電のため、銀行同士が持ち回りで店舗を閉める「輪番休業」を検討とのこと。
ピーク時の最大使用電力を2割以上抑えるには、冷房温度の設定をあげる等の従来の節電方だけでは足りないということなのでしょう。
東京電力の管轄エリア内の支店ということになるでしょうが、一日中休業するのではなく一定時間閉めるという案が有力なようです。今後各業界で同様の対応が必要になってくるのだと思います。
事前にスケジュールがわかっていれば、利用者も対応できますから、どれだけ前から準備できるかですよね。
日本では不測の事態を強いリーダーシップで乗り越える、というのは苦手ですが、組織としてわかっていることに一丸となって準備するというほうは比較的得意ですから、業界団体が取りまとめ、粛々と準備を進めることになるのでしょう。
銀行協会としては、震災後一度みずほ銀行が大規模なトラブルを起こしていますから、これ以上銀行業界で何かトラブルを起こして、批判されるのは避けたいでしょうし、先陣をきって節電対応を可能な限り消費者に迷惑をかけないような形を工夫し作り上げていく方針なのでしょうね^。
銀行「輪番休業」検討…全銀協、今夏の節電で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110406-00000033-yom-bus_all
(yahooニュース)